保育士がイライラしない方法! 子どもがむかつくと思ったら試す5つのこと

「 保育士だけどイライラしない方法を知りたい!
イライラする保育士

  • 子どもがむかつくと思ったら試すこと
  • 叱る時のタイミング

をまとめました。

保育士がイライラしない方法とは?

  • 時間に余裕を持った行動や計画を

計画を立てる

時間に余裕がなく焦っていると、出来ない子や遅れている子に対して、ついついイライラしてしまうと思います。のんびりマイペースの子を見守れるだけの時間と、心のゆとりを持ちましょう。

始めから遅れてしまうことを想定して、計画を立て行動することも大切ですね。

 

  • 周りと比べない

保育が上手にできない自分に対して、イライラしてしまい、子どもにぶつけてしまうこともあるのではないでしょうか。

同僚保育士や他クラスと何でも、比べないようにしましょう。

  • 良い保育を取り入れる
  • 先輩の保育士に相談する

など、比較だけでなく参考にすると、改善策が見つかるかもしれませんよ。

 

  • 一人一人のの子どもの特徴を知る

クラスの中には、さまざまなタイプの子どもたちがいると思います。

  • 得意なこと
  • 苦手なこと
  • 自分のペース

も違うでしょう。一斉活動のときは、個人差によってスムーズに進まず、イライラしてしまうこともあるかもしれません。

子どもたちの個人差を理解し、把握することで、効果的な手助けをすることができます。

 

子どもがむかつくと思ったら試す5つのこと

深呼吸をして心を落ち着かせる

イライラしないアドバイス
頭ごなしにイライラをぶつけてしまうのはよくありません。一旦立ち止まり、深呼吸をしてみましょう。心を落ち着かせてから、子どもにやって欲しいことや気をつけることなどを伝えていきましょう。

感情のままに伝えるより、優しくゆっくりと伝えた方が子どもの心の中にスーッと入っていくでしょう。保育士の思いを素直に受け入れやすくなります。

 

考え方を変えてみる

わざといたずらやおふざけを繰り返してしまう子に、イライラしてしまうこともあるでしょう。

何度言っても聞いてくれないと、イライラも重なりますよね。
何度注意されても、なぜ繰り返してしまうか考えたことはありますか。

もしかしたら、子どもからのメッセージかもしれませんよ。

 

  • 先生に構って欲しい
  • 注目して欲しい

などの思いが隠れている場合もあるので、考え方を変えて、よく観察してみてくださいね。

 

周りの人に相談する

子どもの小さな行動一つひとつにもイライラしてしまうのであれば、周りの人に相談してみることも良いでしょう。

焦りや不安な気持ちを抱えたままでは、良い保育ができませんよね。

まずは、自分の
気持ちを全て吐き出すことで、スッキリします。周りの人に、聞いてもらえると楽になることもあるでしょう。

 

活動を変えてみる

イライラした感情を持ったままでは、子どもや自分にとってよくありません。気分転換も兼ねて、外遊びをしたり、食事の時間にしたりするなど、活動を変えてみることも方法の一つですよ。

気持ちが落ち着いて、冷静に考えられるようになるかもしれません。

 

反省点を日誌に書く

感情のままに行動してしまったら、日誌にも書いておきましょう。イラついた原因や反省点を書いておくと、今後の保育に生かしていけるでしょう。

日誌を見返すことで、未然に防げることもあるかもしれませんね。

イライラした感情が芽生えるのは、子どもがいけないことをしてしまった時ですよね。頭ごなしにイライラをぶつけて怒るのでは逆効果です。

  • 子どもがやってしまった原因
  • どうすれば良かったのか

を一緒に考えることが大事ですね。

また、叱る時のタイミングも重要なポイントになってきます。

 

叱る時のタイミング

  • やってはいけないことをした瞬間

保育士が叱る時のポイント
周りの子どもに危険が及ぶこと、大きな怪我につながるようなことは、すぐに叱らなければなりません。

やってはいけないことを
本人だけでなく、周りの子どもにも伝える機会になります。重大な事故や怪我につながってしまったら大変なので、少し強い言葉で伝えましょう。

保育士の真剣さも同時に伝わり、子ども自身に深く反省してもらうことが大事です。

 

  • 活動が終わり、周りに子どもがいない時

活動中も何度も注意したけれど、聞いてくれなかった子に対して叱るタイミングです。

クラスから離れることは難しいかもしれませんが、二人で話せるように、フリーの先生に協力してもらいましょう。

活動中だと、みなの活動をストップさせなければなりません。二人っきりの空間なら、お互い冷静になれるはずです。優しく語り掛けるように、伝えてみましょう。

クラスの中で叱ることも大事ですが、周りの子どもから保護者に「いつも○○くんは、怒られている」と伝わるのを避けるためでもあります。

 

  • 子どもが謝ってきたとき

素直に悪いことを認めて謝ってきたとき、何と言葉を掛けてあげられるかが重要です。

強い口調で怒らなくても、子ども自身が悪いことをしたと反省していると思います。
いけなかったことやどうすれば良かったのか聞いてみましょう。もう絶対にしないことを約束しましょう。

 

まとめ

日々の保育では、周りと比べてしまったり、時間に余裕がなかったりしてイライラしてしまうこともあると思います。

感情のままに保育を続けるのはよくありませんね。イライラをぶつけて怒ることと、叱ることは全く違います。

自分でイライラを抑えられるような方法を試してみると良いですね。穏やかな気持ちで子どもと向き合い、心の成長を手助けしていきましょう。